モーニングコーヒーはベンチで鳩と

諸行は無常、passtime paradise

星野リゾート界出雲と松江城周辺を観光してきた

毎年鳥取に帰郷しているが、ここ数年は周辺の温泉宿に一泊はするようにしている。住んでたころはあえて行かなかった鳥取や山陰の良いところを再発見するために。昨年末に帰郷プランを練っているとき、昨年もトライしたものの既に予約が一杯で取れなかった星野リゾート界出雲の空室状況をチェックしたら、ギリギリのタイミングで部屋が取れた。ということで、記憶にあるかぎり人生初の島根県松江市を訪ねることにした。

鳥取市から玉造温泉

12月28日の午前中に鳥取市を出発。まずは帰郷の度に訪れる倉吉の白壁土蔵郡にある土蔵そばでお昼ごはん。割子蕎麦が大好物なので、いつも訪れるたびに3枚は食べる。今回は加えて蕎麦ぜんざいもデザートにいただく。

keanureeves.hatenablog.com

その後山陰道をひたすら真っすぐ西へ向かうこと1時間強、玉造温泉街に到着。山陰道は片側一車線で途中サービスエリアも無いので関東の高速道路に慣れていると正直しんどい道である。

雨の中到着するといつもの星野リゾートが広がっていた

小雨が降るなか到着すると、スタッフが傘をさして出迎えてくれた。各地の星野リゾート施設を利用しているが、どこのスタッフも顔つきが似てるというか、等しくホスピタリティがにじみ出ているので、大したものだなといつも思う。

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チェックインを済ませると、スタッフが各施設を説明しながら部屋まで案内してくれた。中庭にはHPにも掲載されている竹取物語をモチーフにしたと思われる、切った竹の中から灯りが漏れるライトアップのし掛けがあり、夕暮れが待ち遠しくなった。

部屋に荷物を置き一息ついたところで大浴場へ。ちなみにここの部屋は全室に露店風呂があるので、宿を満喫するには最低2回は風呂に浸かるのが基本でしょう。

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ライブラリースペースや廊下、レストランからはこのように中庭を眺めることができ、神話をモチーフにデザインされた装飾と相まって昔話の中にいるような雰囲気が醸し出されており、はるばる遠方から山陰を訪れた人にも印象に残るシチュエーションだと思う。

食事は季節柄松葉ガニを使ったメニューで、こちらもそこらの温泉旅館とは完全にレベルの違う料理で大満足。

その後は風呂に入ったりライブラリースペースでゆっくりくつろいだりと、思い思いに夜を過ごした。ライブラリーではコーヒーなどの飲み物を自由にいただけるが、ここに注目すると、置いてあるマグカップはすべて湯町窯だと思われる陶器で、知っている人には楽しい。欲を言うならば、wi-fi が部屋には無いのでここまで来なくてはいけなくて、かつこの時期は空調が効いていても肌寒かったので、長居するには膝かけかストーブが欲しかった。

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こちらは毎夜9時から催されるヤマタノオロチ伝説の一部を演じる神樂の舞台。

 

翌朝もあいにくの雨模様で、朝食後に少し周りを散策。川沿いにアートがあしらわれていたり、桜が植えられていたりと、春や天気の良い日ならばゆっくりと散歩も楽しげな街並みである。

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湯町窯、そして松江城

玉造温泉街から湯町窯までは車で10分程度なので、観光の際には立ち寄った方が良い。今回は購入しなかったけれど、これだけの量のうつわは、見るだけでも十分楽しい。

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湯町窯からさらに15分ほど、松江城の堀を周回している堀川遊覧船に乗ってみた。冬の間は船にこたつが用意されるので、50分ほどの乗車時間中凍える心配はない。

www.matsue-horikawameguri.jp

こちらは、堀を周りながら松江に残る古い街並みや武家屋敷、自然を鑑賞できるもので、途中何回も橋の下を潜るのだけれど、4回ほど船の屋根を下げて、乗客も身を屈めないと通過できない橋もあり、それが子どもたちにも受けて楽しんでいた。

その後は、乗船中に雰囲気が良さそうと目を付けていた昭和モダンな喫茶店に立ち寄ってから鳥取への帰路についた。天気さえよければもっと街歩きを楽しめたのに、と残念ではあるけれど、文化的な建造物や街並みが残る松江は、京都や金沢の街と似た趣のあるところで、そこが鳥取市内と異なり面白い。暖かい時期にまた是非再訪したいと思える街でした。

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kai-ryokan.jp

medium.com

 

Anyca を使ってみてとても満足した話

とても良いサービスだと感じたのでメモ。

Anyca は車の所有者と、その車を借りたい人をマッチングするプラットフォーム。DeNA が運営している"シェアエコ"系サービスである。

anyca.net

体験記

登録を考えていたので、自分と同じ車種のオーナーさんに日程を決めてリクエスト。この辺はAirbnb の予約リクエストなんかと同じ。承諾の通知がきて借りられることになり、メッセージのやり取りで待ち合わせ時間と場所を決定。当日待っていると目的の車を運転してオーナーさんがやってきたので挨拶をしに。ちなみに予約成立後は詳細な情報が共有されるので、ナンバーを確認しておけば間違いもなさそう。

お会いしたオーナーさんは最初からすごく好意的。登録考えられているんですよね? とこちらの意図を察しており、リサーチみたいで嫌がられるかな?と思ったらむしろ待ってましたと言わんばかりに(実際仲間が増えるのを待ってたようで) 色々とご自身の体験や、オーナーになったら提供した方が良い準備やグッズなどを教えてくれました。

利用後はレンタカーと同じく待ち合わせ場所近くでガソリンを満タンにして返却、という流れ。レビューを付けあって互いのプロフィールページに公開されるのもCtoC サービスのお約束事なので違和感は無し。

 

このサービスの魅力としては、レンタカーのラインナップには置いてないような車が登録されているのが一番大きい。ラグジュアリーな外車やゴツいSUVなどもあって、購入を考えている車に1日乗ってみるといった利用方法や、記念日のデートに特別な車で、とか、家族で出かけたいので大人数乗れる車を借りたい、といったニーズが多いそう。つまり需要としては「普通じゃない特別なもの」をお金がかかっても借りたい層と、レンタカーより安くて便利だから借りたい層、という2種類に大きく分けるといる感じ。

このへんの借りるタイプの分け方はairbnb とかの民泊サービス利用者と似てる。普通のホテルよりも変わった部屋をお金をかけてでも泊まりたい層と、ビジネスホテルより安く、広い部屋に泊まりたい層の2種類がやはりいる。

 

いまあるもので何とかしよう、と寝かしている資産を他人とシェアして金銭対価を得るっていうのが元々のシェアリングエコノミーの思想で、加えて言うならばシェアに関わった人同士がポジティブなコミュニケーションを通して精神的にも豊かになれる、という点もあるのではないかと思っているが、車のシェアは、都心でこそ高級車がたくさんあり寝かしている人もたくさんいる一方、マイカーを持てない・持たない主義の人もたくさんいるので、エリア的に需給のバランスが取れている、すぐに始められる、という点が優れているなと思った。

 

民泊だと寝かしてる空き家が都心じゃなかったり、貸すのにコストをかけないといけない、というところが問題点。需要と供給のエリアマッチングがされていない地域も多いし、すぐに貸せないのは登録者のハードルを上げる。

また民泊の場合、不動産収益が主で、実際ホストとゲストの交流は少数だと思うが、カーシェアは収益も望めるし、そのクルマについて語り合えるという同好会的楽しみがコミュニティを形成しやすい。

今後のサービスの成長を興味深く見守りたいと思っている。 

 

写真で振り返る星のや富士のグランピング

オープンのティザーサイトが公開されたあたりから気になっていた星のや富士に行って来ました。注目していた理由は、星のや軽井沢に以前滞在してかなり満足度が高かったからというのもありますが、グランピングをコンセプトにしたアウトドア型施設であるところが何より大きいです。

野外フェスをはじめ年に何度もキャンプに行く私からすると、グランピングのトレンドは最初洒落臭いと感じていましたが、家族や子連れで気軽にアウトドア気分を楽しめるというのは新しいレジャーの切り口でした。

 

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まず車で向かう先は河口湖近くの駐車場。そこに車を止めて、送迎車で宿に向かいます。送迎車からもアウトドアコンセプトが十分伝わります。

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Jeep のWrangler 星のや仕様。

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ここで壁にかかっているカバンに目が行くわけですが、アウトドアを楽しむためのグッズが入っており、好きなものをひとつ選んで滞在中使うことができます。

中身は、双眼鏡、水筒(ボトル)、ブランケット、エアークッションなど。

 

急で入り組んだ坂を登ってフロントに到着。まだ時間は14時前で、チェックインは15時からなのでかなり余裕がありましたが、クラウドテラスでコーヒーや焼きマシュマロなどが楽しめるということで、荷物だけ置いて早速施設に向かいました。

クラウド」と冠するだけあり、多階層に重なって構成されている建築群は空中庭園の趣がありました。そこかしこに椅子や寝転がれるスペースが設置されていて、この時期はまだ寒いのでホットカーペットならぬホットひざ掛けも完備です。

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Snowpeak やNordisk といった国内外の1流アウトドアブランドのキャンプ用品が各所に用いられているので、頻繁にキャンプするガチ系の方々からも及第点をもらえるのではないかと。

ロッジと、その前の広場にはキャンプファイヤーエリアがあり、ここでマシュマロやバナナを炙って食べることができます。

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クラウドテラスを更に少し登って行くとテントが貼ってあり、中は見ての通りゆっくり過ごせる仕様になっており、雑誌などで見て皆が想像する”グランピング" のイメージを再現しています。

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そうこうしている間に15時を過ぎたので、チェックインカウンターに向かいました。鍵を受け取りキャビンへと向かいます。ちなみに全40室とのこと。今回はスタンダードな部屋を取りました。広いタイプだと室内に暖炉があるんだとか。

着いた日はあいにくの曇り空でしたが、全室一面の窓からは富士山と河口湖が見下ろせるような仕様になっており、特筆すべきはここですが、テラスにはなんとコタツがあります。寒い季節でもコタツに入って暖まりながら富士山を眺めたりできます。

我々も夕暮れまでなんとか雲の切れ目から富士山が顔を出さないかと待っていましたがこの日はその姿を確認することが出来ませんでした。

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夕食はダイニング棟で取れるプランにしました。他にはクラウドテラスの方でダッチオーブン料理を楽しめるプランもあるようです。もうちょっと暖かくなったら野外ディナーも気持ちよさそうです。

コースはサラダ、前菜、メイン、デザートといった構成。サラダは6種類出てきて、気にいったものはおかわりできます。バケツに盛りつけられているところも芸が細かいです。メインは肉の種類を選んで、ダイニング中央にある焼き場でトングを使って一緒に調理していきます。ちゃんとシェフがひっくり返すタイミングなどを指示してくれるので、焦がすことなく料理できました。ちょっとした体験が夕食を演出してくれます。豚、牛の他にお試しで鹿も頼んでみました。ジビエは得意では無いのですが、臭みが無く赤身なのでさっぱりしていて美味しかったです。

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メインを食べ終わり、これからデザートという時に、クラウドテラスでアコースティックギターの演奏があるということなので、一旦外出することにしました。もう1つ特筆すべき点がここですが、スタッフの方々の対応がとても気持ち良く、臨機応変にリクエストに応えてくれることです。限られた客数だからこその余裕かもしれませんが。

この日も夜は1度とかかなり低い気温まで下がるので、しっかりと着込んで上がります。

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演奏自体はぶっちゃけ大したことありませんでした笑。雰囲気作り程度でしょうか。しかし焚き火を見ながらコーヒーを飲んでボーッとする一時はキャンプの醍醐味なので、そういった体験が出来るのは嬉しいです。

レストランに戻りデザートを食べ、部屋に戻りました。さて風呂に入るか、というところで気づいたのですが、温泉や大浴場がこの施設にはありません。部屋のお風呂は綺麗でしたが、大の温泉(というか大浴場)好きとしては、ここは物足りなかったです。

翌日の朝食は、夕食と同じ場所と部屋でのルームサービスとクラウドテラスでホットサンドを自分で焼く、というプランから選べるのですが迷わずホットサンドにしました。天気もよくキャンプの朝ごはんをリッチな仕様でいただく、ここに来てグランピングの真骨頂を見た感じです。

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 チェックアウトが12時なので朝食後もしばらくハンモックで遊んだり、ゆっっくり過ごしていましたが、写真撮影のスポットを探していたところスタッフの方が良い場所があるんです、と案内してくれました。見上げると木の葉が空をハート型に繰り抜いたような場所がありました。

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総評として、アウトドアに興味があるけどキャンプなどしたことが無い人でも楽しめる良い施設だと思いました。今回は1泊2日の旅でしたが、現時点ではそのくらいで丁度良いかなという印象です。去年の10月にオープンしたので、おそらく今後も色んな設備が増設されていくのではないかと思います。大浴場があると嬉しいし、子供が楽しめるアスレチック施設なんかがあると家族でも楽しめる場所になりそうだと思いました。

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向井秀徳アコースティック&エレクトリック @下北沢SHELTER

仕事に余裕ある今の時期をライブ強化週間として向かったのはZAZEN BOYS向井秀徳ソロプロジェクト、アコースティック&エレクトリック。前日のCHVRCHES とハコの規模も違えば、音楽スタイルもデジタルからアナログへ。街も華やかな赤坂サカスからサブカル下北沢。主に懐かしの街を散策した感想であります。

 

keanureeves.hatenablog.com

音楽好きならだいたい学生時代に下北沢には親しんでるだろう。社会人になってだんだん脚が遠のき、吉祥寺や下北などサブカルと学生に優しい街から恵比寿、六本木、田園都市線東横線沿いなどに生活圏が移ると、もはや下北はふと気まぐれに iTunes で掘り起こす曽我部恵一(サニーデイ・サービス)やフィッシュマンズを聞きながら郷愁の想いで浮かび上がるノスタルジーな情景となってる。

 

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久々に降りた下北沢駅は再開発の真っ最中。渋谷駅同様そこかしこに工事中のパーテーションが張り巡らされていた。南口に降りると、ツタヤだったところには券売機。かつて東京に住んでいた地元の友達に街の写真を送りつけながらあえて遠回りしながらライブハウスに向かった。

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昔よくお好み焼きを食べてミスド、というルーチンをやっていたが、まだ健在だった 

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中島らも大人計画の舞台を観たなあ

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ディスクユニオン、看板見るだけでノスタルジー

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思いで散策の後にSHELTER到着

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ライブの方は、今回はエレアコ?1本でやるとのこと。MCで、

「うちにあるDVDで、東京ドーム'92 みたいな毛筆のタイトルで、”今日はひとりギター1本でやりますんで”っていって弾き始めるんだけど、途中からシンセの音がバックから聞こえてきて、あれって思っとったら後半コーラス隊の皆さんが入ってきたりと、”1人じゃ無いじゃん” て感じが大好きです」とおそらく筋肉&サングラスでお馴染みのミュージシャンに対する敬意のこもったイジリがあり笑った。

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CHVRCHES @ Akasaka BLITZ に行ってきた

チャーチズのインスタを見ていたらオーストラリア公演最終日の投稿で、次は東京待ってて的なコメントがあり、速攻チケットキャンプで落札して行ってきました。

 

https://www.instagram.com/p/BBz9BSfIDBO/?taken-by=chvrches

 久々の赤坂BLITZ。着くと入場が始まっており、109番のチケットだったので比較的早く入れ、ステージ中央3列目位に場所取りして開演まで kindle for iPhone で読書して待つ。こんな風に開演待ちするのは10年ぶり位じゃないかと思った。昔はすること無くってただ待つのみだったけど、時代も変わり全く苦じゃなかった。

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開演予定時間ちょうどに照明が落ちてメンバーが姿を表した。国内・海外問わずだいたい遅れるものだけど、珍しい。基本肉眼で楽しみつつ、要所で記録したのが↓  画面はノールックなので結構ぶれたりフレームアウトしてるが、雰囲気は充分思い出せる。

 

ライブの内容について。Lauren はステージの左右を常に行き来してて、全ての観客に楽しんでもらいたいという心意気が伝わってきた。ライブ後のtwitter を見ると過去の来日公演ではマイクスタンドに直立状態だったのに成長したな等といったポストが散見されたので、魅せるパフォーマンスのレベルが格段に変わったのだろう。

音楽については、これはもう打ち込み系のバンドの限界とも言えるけれど、CD音源と変わりないクオリティなので、満足したけれども期待以上の興奮は無かった。個人的に、バンドの本当の実力値が出るのがライブだと思っていて、CDはそのバンドやアーティストを知らない、もしくはエントリー層からコアなファンまでを対象にしているはずなので、最大公約数的なアレンジで、かつ1曲あたり5分程度にまとめるという制限もありつつ発表するわけだが、ライブはよりターゲットが絞り込まれるので、バンドが本当にやりたい演奏が出来る。尖ったアレンジや間奏のソロプレイなどで、CD音源では表現しきれなかった楽曲の魅力を赤裸々に捻り出してくれるパフォーマンスを見ると本当に気持ちが高揚して、ホンモノだなーと感じることがある。なのでライブでCD通りの演奏をするバンドをあまり評価していなかったりする、個人的に。

バンドによってCDとライブだと違うもの?と思う人は例えば以下 Atoms For Peace のCD音源とライブ動画を見比べてみると良い。全く別物である。このライブに行けなかったののは未だに後悔している。

 ・CD

 ・ライブ

 

ただそれは生演奏ができるバンドについての評価で、エレクトロカテゴリだと多少のアレンジはあってもここまで大胆に変えられないので同じような評価は出来ない。 

ということで、前回来日後にバンドの存在を知り長らく待った公演だったが、満足いく内容だった。サマソニ来日したらいいなと、微かに期待している。

日米比較: 欧米男子は素材で判断、日本男子はセンスで判断?

私は10年以上ジムに通って主に筋トレをしている。20代の頃からアラフォーの現在までだ。そうすると、度々どこを目指しているの?と聞かれることがある。嘘偽りない正直な動機としては、ただ単に加齢でみすぼらしい体型になっていくのが嫌だし、健康的な身体を出来るだけ維持したいからなんだが、どういうわけかそういう回答をすると腹落ちしない顔をされることがあるので「やっぱいつまでもモテたいし!西島秀俊目指してます」とか言うとやっぱりね、といった風に納得してもらえる。(まあそういう邪念がゼロでは無いことは認めるがそれが主では無い)

体を鍛える=ナルシスト になるのはなぜか

欧米では男女共に体を鍛えるのは普通のことだと思う。映画やドラマにもランニングやジムでワークアウトしてる場面はよく出てくるし、太ってると自己管理が出来てない証拠として出世にも響く、とかいうエピソードは有名である。なのでジム通いについて何とも思わないというか普通のことなんじゃないだろうか。

 

一方日本だと先にも述べたが、体を鍛えていると言うと何か色眼鏡で見られるというか、同姓異性問わずに、ナルシスト的なレッテルを貼られることが20代のころからあった。まるで学生を卒業したら体なんて鍛えないのが普通という社会通念があるかのような言われよう。そして30代、アラフォーにもなると「いい歳して一体何になりたいの?」もう意味が分からないといった顔で不思議がられる。

欧米男子は素材で判断、日本男子はセンスで判断される?

ここで私は、全く逆の現象が洋服や身だしなみにあらわれていることに気がついた。

欧米では、あくまで一般的にだと思うけれど、男性はそこまで服装や髪型・身だしなみに気を使わない(みたい)。特にアメリカはそういうところが顕著で、服や身だしなみに気を使う男性のことをメトロセクシャルと呼んだりして、要は"普通じゃない" カテゴリとして扱われている。アメリカでは男性が一日かけて街中の洋服屋を回るのも、髪型の雑誌をチェックしてまめに美容室に行くのも一般的ではなく、ナルシストなヤツということになるようだ。

 

では日本はどうだろう? 服を探しに渋谷や銀座などに出かけるのは一般的な休日の過ごし方だし、美容室で決まった担当の人にカットしてもらうのも当たり前。それを見た女性も服がオシャレだったら、いいね!と褒めてくれることはあってもナルシストだとは思わない。ミュージシャンのジャケ写完コピレベルにコーデしてる等は別として。

 

  • 欧米では素の自分を磨くことが良いとされ、身に付けるものや髪型などで良く見せようとするのは小細工がかってナルシストに見られるのかだろうか?
  • 日本では服や髪型、身に付けるものなどでセンスをアピールするのが良いとされ、体を鍛たり筋肉をアピールするのはやり過ぎだと思われ嫌厭される?

 

多分、日本では筋トレに対するイメージが悪くて、ボディビルダーのテカテカ感を想像するのかな。その証拠にランニングしている男性に対しては誰もネガティブなことは言わない。せいぜい皇居ランに対して「流行りに乗っかってる」等の軽薄さを人によっては感じる程度では無いだろうか。

 そんな日本もラグビーブームで変化が

しかし、そんな世の価値観にも昨年末より変化が訪れていることをご存知だろうか。そう、あの五郎丸選手ブームである。ゴロさんのおかげなのか、最近がっちりした体つきを好む女性が増えているという。私が通っているジムのトレーナーが「最近自分なんかモテるんすよ」と言い出した。その彼は24歳でいわゆる典型的なマッチョ体型(本人は細マッチョの対義語としてゴリマッチョと言ってる) 「自分の調べでは、今まで合コンとかで女性に体型の好みを質問するとだいたい7割が細マッチョ好き、2割がゴリマッチョ、1割が無所属って感じだったんですけど、最近その内訳が変わってきてて、ゴリマッチョが4割〜5割位まできてますね!」と嬉しそうに語っていた。

 

これはメタボ体型やメタボ予備軍には朗報かも知れない。なぜなら、細マッチョになるのは本当にストイックな食事制限とトレーニングが必要だけど、五郎丸ライクな体型は少し頑張ればなれるかもしれない。リアル五郎丸になるには勿論めちゃハードなトレーニングが必要だけど、がっしりして包容力がありそうな体型になるのはそこまで難しくないと思う。そこそこ肉付き良ければ腹の出っ張りも少し位なら大丈夫。それでスーツをピシッと着こなせば即席五郎丸にならないだろうか。

 

とにかく、このトレンドによりワークアウト男子が偏見から開放されて好評化を受ける時代になることを願いつつ今夜もバランスボール腹筋に勤しみます。

遺伝子検査を受けたので何がわかるかまとめてみた

ここ数ヶ月だけ見ても癌で無くなっている著名人のニュースは目立つ。個人的にはデヴィッド・ボウイには驚いた。こういうニュースを目にすると自分は健康なんだろうかと心配になってる人もいるんじゃないだろうか。ある程度需要があると思うので、昨年末に受けた遺伝子検査についてまとめてみようと思う。

ちなみに私は医者でも医療従事者でも無いので、一般人による経験とちょっと調べた程度の情報であることをご了承いただきたい。

どんな検査を受けたか?

年末に受けたのは癌のリスクを判定する Cantectマイクロアレイ検査。

それぞれ血液を取って遺伝子の反応から癌の超早期発見ができるというもの。2つの検査の違いとしては、Cantect が総合的な癌リスクを判定する検査なのに対して、マイクロアレイは消化器(胃、大腸、膵臓、胆道 等)に限定して発症の有無を調べることができる。日本人男女の癌発症率上位3位以内に胃と大腸は入っているので、まずは消化器系の検査を受けておくと予防としてはかなり効果的だと思う。その他に発症数が多い部位としては男性だと前立腺、女性は乳癌、子宮癌が上位に入っている。そいうった総合的なリスクを判定するのにCantect は向いてる。

あと、書類を整理していたら2年前に受けたsignpost (サインポスト)という大学発ベンチャー企業がやっている運動&栄養プログラムの結果も出てきた。こちらは生まれ持った遺伝子を解析して、どんな生活習慣病になりやすいかがわかってしまうもの。自分の食事や生活習慣が体にあっているかどうかがわかる検査。

人間ドックは不十分なのか?

健康診断といえば人間ドック。細かく調べようとすると病院によっては10万越えたりで、なかなか個人で受けるのは負担が大きい。で、これを定期的にやっていれば大丈夫なのか?という疑問が出てくると思う。

経済的に一般人よりも豊かであるはずの有名人が癌で亡くなったというニュースを聞くたび自分は「人間ドック受けてなかったのかな?」と思ってた。が、人間ドックでわかることはあくまで癌があります、でありリスク度までは教えてくれない。なってからでは億万長者であっても、完治できるかどうかを左右するのは生まれ持った体力や遺伝子なのでお金の問題じゃないのかもしれない。まあ、多忙だったり人前に出る仕事だと治療方法が限定されてしまう、といった事情もあるかもしれないが。

腫瘍マーカー、検便、胃カメラなどが人間ドックの検査に入っている主だった癌リスク検査になると思うが、どれも腫瘍が出来ているかどうかを判別する検査なので、発症リスクまではわからない。

どうやら癌の発生プロセスには大きくわけて3段階あって、遺伝子異常が第一段階、がん細胞が増殖し始めてから発がんするまでが第二段階、腫瘍など視認可能レベルのがん細胞に成長するのが第三段階のよう。で、人間ドックやPET検査で判別できるのはこの第三段階になってからということらしい。 

http://katoclinic.info/wp_img/kensa/cantect_2.png

幅広いがん遺伝子検査 | 新横浜かとうクリニック

 

上の画像をみるとがん細胞が増殖して発がんするまでの期間は5年〜20年とあるので、この期間にリスクを発見することが出来るのとスルーしてしまうのでは、かなりその後の対処が変わるのだろうということは容易に想像がつく。

気になるお値段は?

ここまで読むと検査しておくに越したことはないよね、と誰もが思うはず。現在これらの検査は保険対象外なので、100%自腹になるわけだがいくらで受けられるのかが気になるところ。マイクロアレイ検査だといくつか調べてみたところ7万〜12万円と結構幅があるが、最安でみてもなかなかのお値段。

これを健康という安心を買う値段として考えてみよう。発がんするまでの期間は上の画像の数字だけで言うと最短5年。つまり一度受けてリスクが無いことがわかれば、少なくとも5年は癌が発症する可能性は無いと考える。すると1年あたり1.4万〜2.4万円の支出をして検査してるのに相当するわけで、1.4万/年で健康だと思えるならアリな範囲かな、と個人的には感じる。

Cantect は人間ドックみたいにどこまで調べるかによって値段が変わるようで、たとえば以下の赤坂AAクリニックだと13万円〜。

www.a3-clinic.com

ちなみに私が受けた検査はすべてこのAAクリニック。アフィリエイトやってるわけじゃないので宣伝でも何でもないけれど参考までに。

具体的にどういう結果が返ってくるのか

さすがに書類の公開は出来ないが、どの程度の判定が返ってくるのかと言うと、マイクロアレイ検査の場合、血液RNAを解析して検体が陽性・陰性どちら側にあるかを表で示している。わかりづらいのでひとつだけ例として上げることにする。

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これは胆道の結果で、陰性群の端っこに検査検体があるので、陰性という判断結果。こういった感じで消化器各部についての結果がレポートされており、総合的なリスク評価が記載されている。

一番面白いのはsignpost の結果で、これは遺伝子を解析して以下の項目に該当する遺伝子を保有しているかどうか教えてくれる。

  • 肥満 要は体脂肪が燃焼しやすい体質かどうか
  • 酸化ストレス 細胞内の酸化が進みやすいか
  • 脂質異常 善玉・悪玉コレステロールが増えやすいか
  • 高血圧 その通り。血圧が高くなりやすいか
  • 血栓 エコノミー症候群になりやすいか
  • 高血糖 高血糖になりやすいか。インスリンが効く体かどうか

など。自分の結果で言うと、脂肪の燃焼が低下しやすい体質らしく、筋肉量を増やして太りにくい身体作りをしましょう、と書いてある。偶然にもジム通いは10年以上続けており筋肉量は平均以上にはあるはずなので、このまま続けていこうと思う。

最後に

singspot の検査結果は生まれ持った遺伝子の特性なので、基本的に一回受けて自分がどんな体質なのかわかれば、歳を取ったから体質が変わるということはないという認識。

ただ、マイクロアレイやCantect の方は同じ遺伝子検査でも、そのときの遺伝子の反応を見てリスク度を測るものなので、年齢や体調によって毎回異なるよう。

同じ遺伝子検査でも性質が異なるものだということを強調しておきたい。