読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

モーニングコーヒーはベンチで鳩と

諸行は無常、passtime paradise

Anyca を使ってみてとても満足した話

やってみた

とても良いサービスだと感じたのでメモ。

Anyca は車の所有者と、その車を借りたい人をマッチングするプラットフォーム。DeNA が運営している"シェアエコ"系サービスである。

anyca.net

体験記

登録を考えていたので、自分と同じ車種のオーナーさんに日程を決めてリクエスト。この辺はAirbnb の予約リクエストなんかと同じ。承諾の通知がきて借りられることになり、メッセージのやり取りで待ち合わせ時間と場所を決定。当日待っていると目的の車を運転してオーナーさんがやってきたので挨拶をしに。ちなみに予約成立後は詳細な情報が共有されるので、ナンバーを確認しておけば間違いもなさそう。

お会いしたオーナーさんは最初からすごく好意的。登録考えられているんですよね? とこちらの意図を察しており、リサーチみたいで嫌がられるかな?と思ったらむしろ待ってましたと言わんばかりに(実際仲間が増えるのを待ってたようで) 色々とご自身の体験や、オーナーになったら提供した方が良い準備やグッズなどを教えてくれました。

利用後はレンタカーと同じく待ち合わせ場所近くでガソリンを満タンにして返却、という流れ。レビューを付けあって互いのプロフィールページに公開されるのもCtoC サービスのお約束事なので違和感は無し。

 

このサービスの魅力としては、レンタカーのラインナップには置いてないような車が登録されているのが一番大きい。ラグジュアリーな外車やゴツいSUVなどもあって、購入を考えている車に1日乗ってみるといった利用方法や、記念日のデートに特別な車で、とか、家族で出かけたいので大人数乗れる車を借りたい、といったニーズが多いそう。つまり需要としては「普通じゃない特別なもの」をお金がかかっても借りたい層と、レンタカーより安くて便利だから借りたい層、という2種類に大きく分けるといる感じ。

このへんの借りるタイプの分け方はairbnb とかの民泊サービス利用者と似てる。普通のホテルよりも変わった部屋をお金をかけてでも泊まりたい層と、ビジネスホテルより安く、広い部屋に泊まりたい層の2種類がやはりいる。

 

いまあるもので何とかしよう、と寝かしている資産を他人とシェアして金銭対価を得るっていうのが元々のシェアリングエコノミーの思想で、加えて言うならばシェアに関わった人同士がポジティブなコミュニケーションを通して精神的にも豊かになれる、という点もあるのではないかと思っているが、車のシェアは、都心でこそ高級車がたくさんあり寝かしている人もたくさんいる一方、マイカーを持てない・持たない主義の人もたくさんいるので、エリア的に需給のバランスが取れている、すぐに始められる、という点が優れているなと思った。

 

民泊だと寝かしてる空き家が都心じゃなかったり、貸すのにコストをかけないといけない、というところが問題点。需要と供給のエリアマッチングがされていない地域も多いし、すぐに貸せないのは登録者のハードルを上げる。

また民泊の場合、不動産収益が主で、実際ホストとゲストの交流は少数だと思うが、カーシェアは収益も望めるし、そのクルマについて語り合えるという同好会的楽しみがコミュニティを形成しやすい。

今後のサービスの成長を興味深く見守りたいと思っている。